【SG】ボートレースメモリアルってどんなレース？

ボートレースメモリアルは1955年に定められた競艇記念日の記念行事として新設されたSGレースです。

SGレースの中でも特に格式が高いとされるGRACDE5の1つとなっており、優勝賞金も3500万円と高く、選手にとってもファンにとっても注目度の高いレースとなっています。

SGレースの大半はSGレースの優勝選手などを除き成績によって選ばれることが通常ですが、ボートレースメモリアルは各競艇場が2名の選手を推薦するという一風変わった方式となっています。

SGレースの中でも歴史が長く2014年から現在のボートレースメモリアルで呼ばれるようになりましたが、古参の競艇ファンは以前のようにモーターボート記念競走と呼ぶ方も少なくありません。

開催時期は夏場が多いため昨今ではナイターレースとなることも多くなっています。

全競艇場から選ばれた選手が戦うってのは少年漫画的な展開で少しワクワクしますね！

ボートレースメモリアルは各競艇場の推薦となりますが、これとは別にボートレース甲子園という各都道府県の代表選手が集まるレースもありますよ。

へ～。全都道府県の選手が集うから『甲子園』なんですね。そちらも面白そうですね。

2019年に新設されたG2のレースですね。このページはボートレースメモリアルの紹介ですので、機会があればボートレース甲子園についても紹介しますね。

すいません。すごい脱線しちゃいましたね。では、ボートレースメモリアルの話に戻りましょう。

ボートレースメモリアルの出場条件

冒頭でも触れたようにボートレースメモリアルの出場は一部を除き競艇場の推薦によって決まります。
それでは詳細を見ていきましょう。

・昨年のボートレースメモリアルの優勝選手

・昨年のグランプリ(賞金王)の優勝戦出場者

・直前(当年)のオーシャンカップの優勝選手

・開催競艇場の推薦選手

・各競艇場から推薦された2名の選手

先生。昨年のボートレースメモリアルの優勝選手はどのような扱いになるのでしょうか？各競艇場から推薦とは別枠での出場となるのでしょうか？

答えはノーです。昨年の優勝者は基本的に参加となりますが、別枠という扱いにはならないです。そのため、その選手が所属する支部（競艇場）は推薦枠が1つ無くなることになります。

なるほどー。どちらにしろ昨年優勝している選手なら強いでしょうから、結果的に推薦を受ける可能性も高いってことですよね？

どうでしょう。超一流の選手とは人間ですから昨年は調子良かったけど…ということもあると思います。

過去のボートレースメモリアルの結果をまとめてみました。

開催	開催競艇場	優勝者	着順	2連単払戻金	3連単払戻金
第65回	大村	毒島誠	1–3–4	620円	2070円
第64回	丸亀	毒島誠	1–4–5	610円	2750円
第63回	若松	寺田祥	1–2–3	280円	730円
第62回	桐生	菊地孝平	2–1–5	1020円	6120円
第61回	蒲郡	篠崎元志	2–1–5	1080円	3620円
第60回	若松	白井英治	2–4–3	1170円	4410円
第59回	丸亀	毒島誠	1–2–4	320円	650円
第58回	桐生	瓜生正義	1–3–5	370円	1380円
第57回	福岡	瓜生正義	4–5–6	290円	590円
第56回	蒲郡	今村豊	1–4–5	750円	2490円

過去10回のレースを見ると

1号艇1着率；60.0％

1号艇に連対率：70.0％

やはり1号艇が安定して買っているように感じますが、競艇場や天候によっては1号艇が負けることもあるため、舟券を購入する際は直前情報も加味することが重要です。

第57回の結果が着順と払戻金を見ると矛盾(人気が集まりにくいアウトコースが勝っているにも関わらず払戻金が低い)しているように見えますが、これは1号艇と3号艇のフライングによって着順が4-5-6となっているため、このような結果となっています。

ボートレースメモリアルの注目選手はなんといっても第59回、第64回、第65回と直近で優勝している毒島選手です。

他にも第57回、第58回と毒島選手同様に2連覇を果たしている瓜生選手にも注目です。