まずは単勝から予想!競艇初心者にオススメの買い方とは

競艇のルールや舟券の買い方を憶えレースの予想を行うようになったものの

当たらないわけじゃないけど、毎回赤字になっている…

予想ができず2着3着をなんとなく決めてしまっている…

といった悩みを抱えてはいないでしょうか。

競艇が他の公営ギャンブルに比べ当てやすいとはいえ、予想する上での考え方やセオリーなどをしっかりと理解できていないとこのような状態になりやすいです。

このページでは初心者が陥りやすい考えや買い方、対策、オススメの舟券の買い方などを紹介します。

なんとなく3連単で買っている

舟券よくあるパターンの1つですが、1着は予想しているものの2着、3着はあまり深く考えることなく内側の挺を中心に3連単で買っているということはありませんか?

これは既に競艇を知っている人に勧められて競艇を始めた方に多いです。
周りの人は当たり前のように3連単で買っているため、自分も同じように3連単を買ってしまうパターンです。

ある程度、予想に自信を持っている方であればオッズの関係や予想の面白さ、的中時のリターンなどから3連単を買っています。

しかし、予想の仕方がわからない状態で3連単を購入するのはオススメできません。仮に的中したとしても偶然に近く、展開を予想する力は身に付きにくいです。

まずは単勝から!1着になる挺だけを予想

舟券の買い方にはいくつかのパターンがあります。

その中でも1着のみを当てる単勝であれば確率は6分の1(16.6%)です。

単勝 1着を当てる 1/6(16.66%)
複勝 1着か2着の挺を当てる 2/6(33.33%)
2連単 1着と2着の順番を当てる 1/30(3.33%)
拡連複 1~3着に入る2挺を当てる。
着順不問
3/15(20.00%)
3連複 1~3着に入る3挺を当てる。
着順不問
1/20(5%)
3連単 1~3着の順番を当てる 1/120(0.83%)

単勝舟券また、競艇は1号艇の勝率が約50%あるため、予想の際はまず1号艇が勝つか(逃げが決まるか)どうかを軸に考え、1号艇以外が勝つ場合はどのような展開になるのかを予想してみましょう。

単勝は当てやすい分、オッズは低くなり1番人気であれば1.0~1.6倍ほどになるため的中時のリターンは大きくありませんが、予想に慣れる、展開が理解できるようになるまでは100~300円ほどの低額で続けることをオススメします。

もちろん、実際に舟券を買わず予想だけすることも可能ですが、その場合は予想の本気度が低くなってしまうことがあります。

そのため、低額でも良いので実際に賭けた方が楽しめますし、上達にも繋がりやすいと思います。

1号艇の勝率は競艇場によって異なる

競艇場は全国24箇所にありますが。水質やコースの形がそれぞれ異なっているため、レースの展開や結果に特徴があります。

競艇場によって1号艇の勝率は大きく変わる

平和島競艇場先程、1号艇の勝率は約50%と説明しましたがこれは全国平均であって、50%を下回る競艇場があれば、60%を上回る競艇場もあります。

そのため、予想を行う際は競艇場の特徴を把握し予想に反映させる必要があります。

競艇場別1コースの1着率はこちらとなります。

集計期間:2019年2月1日~2020年1月31日

出走数 勝率 1着率 2連対率 3連対率 平均ST
大村 2,445 8.61 67.40% 82.40% 89.20% 0.14
徳山 2,446 8.39 63.40% 79.50% 86.40% 0.16
芦屋 2,327 8.34 62.40% 78.60% 86.10% 0.16
住之江 2,228 8.14 59.30% 76.00% 84.20% 0.16
下関 2,050 8.13 59.20% 76.40% 83.90% 0.16
2,209 8.06 59.10% 75.30% 83.20% 0.15
蒲郡 2,345 8.11 58.50% 75.90% 83.90% 0.16
常滑 2,414 7.95 57.70% 73.10% 81.60% 0.16
児島 2,372 7.91 56.70% 73.40% 81.40% 0.16
尼崎 2,244 7.94 56.50% 73.20% 81.60% 0.17
宮島 2,365 7.91 55.40% 73.10% 81.60% 0.16
若松 2,112 7.99 55.40% 74.20% 83.10% 0.16
三国 2,267 7.92 55.30% 73.50% 82.10% 0.15
丸亀 2,287 7.81 54.70% 72.20% 80.50% 0.16
多摩川 2,241 7.78 54.30% 71.40% 79.40% 0.16
唐津 2,208 7.85 54.20% 72.90% 81.20% 0.15
福岡 2,291 7.78 54.10% 71.20% 79.80% 0.15
浜名湖 2,326 7.74 53.30% 70.90% 79.30% 0.15
桐生 2,409 7.66 51.80% 68.80% 78.60% 0.17
江戸川 2,137 7.65 50.90% 69.70% 79.30% 0.16
鳴門 2,203 7.45 48.70% 66.70% 76.00% 0.15
びわこ 2,280 7.42 48.00% 65.90% 76.30% 0.16
平和島 2,160 7.29 45.10% 63.70% 75.00% 0.16
戸田 2,157 7.09 42.30% 61.20% 72.50% 0.16

このように1位の大村競艇場と24位の戸田競艇場では約25%もの差があります。

大村競艇場大村競艇場は1号艇が勝ちやすい企画レースが比較的多いという背景もありますが、競艇場の立地条件や競技水面、自然から受ける影響などによって差が出ます。

そのため、どの競艇場のレースを予想するのかということは非常に大切です。
いきなり全24競艇場の特徴を覚えるのは難しいと思いますので、まずは1号艇の勝率が高い大村や徳山、芦屋で行われているレースの舟券を買うことをオススメします。

そして自分が1着と予想した挺が2着以下だった場合、なぜ1着ではなかったのかと振り返って考えるクセを付けましょう。
原因は様々で経験をいくら積んでも予想できないことも山程ありますが、知っていれば別の予想ができたということも徐々に増えてきます。

買い目点数を増やしすぎない

買い目多数単勝での買い方に慣れてくれば2連単や3連単など買い方を広げていくことになりますが、注意することがあります。

それは買い目点数を増やしすぎて、舟券が当たっても舟券代に対して払戻金がマイナスになることです。
この状態を競艇の世界では『トリガミ』『ガミる』などと表現します。

より多くの組み合わせを購入することで的中率は上がるかもしれませんが、トータルの収支がマイナスとなり、基本的には舟券を買うほどお金が減り続けることになります。

この状態を避ける方法の1つは買い目点数を減らすことです。
減らすと言っても極端に3連単の1点買いや2点買いをするわけではなく、6点や8点程度に抑え、オッズと照らし合わせて回収率を100%以上になるよう意識することが大切です。

回収率=払戻金(回収)÷舟券代(投資)×100

天候が荒れている状況などレースの予想が普段よりも難しいと感じた場合は舟券を買わないのも一つの手です。

荒れるレースを予想して、高配当をゲットすることも競艇の醍醐味ではありますが、慣れないうちは予想だけに留めておくことをオススメします。

競艇初心者にオススメの買い方まとめ

いかがだったでしょうか。
競艇を始めてあまり時間が経っていない方やトータルではいつも負けてしまっているという方に向けて記事を書かせて頂きました。

この記事のポイントは以下の3つです。

POINT

  • ・慣れないうちは1位のみ(単勝買い)を予想
  • ・1号艇の勝率が高い競艇場を中心に予想
  • ・悪天候時など予想が難しい場合は舟券購入を見送る

当サイトでは予想の精度を上げるための基礎知識も紹介しています。

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