多摩川競艇場の特徴を紹介!勝つために知っておくべきこと

多摩川競艇場ってどんなところ?

多摩川競艇場多摩川競艇場は、東京都府中市是政にあるボートレース場です。

1954年の開場当初は「府中競艇場」と命名されていたものの、翌1955年に「多摩川競艇場」に改名。そして2010年より、現在の「BOAT RACE多摩川」という名前で親しまれています。

競艇場の周りにある防風林によって風の影響を受けにくく、穏やかな水面をしていることから“日本一の静水面”といわれています。

また、全国24競艇場の中でも特に女子戦に力を入れていることでも有名です。

現在までに、7回もの女子王座決定戦競走が開催されました(2020年6月現在)。そのほか、天気の良い日にはスタンドから富士山を望める競艇場としても知られています。

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コースと水面について

多摩川競艇場の競走水面は海や川に面していない造りになっており、潮の満ち引きや川の流れの影響を受けないという特徴があります。

さらに防風林によって南風が吹き込みにくいこともあり、季節に関係なく穏やかです。

ただし、水質が淡水と硬めなので、モーターのパワーが重要なポイントになります。節の中盤以降であれば、スタートタイムとモーターの良い選手に期待できるでしょう。

一方、海水と違って浮力が働かない分、体重の重い選手にとっては少々不利といえます。

そんな多摩川競艇場のコースは、全国24競艇場の中では比較的広めです。

ただし、出走ピットから第2ターンマークまでが89mと若干短く、「枠なり進入」が多い傾向にある点に留意する必要があります。

レースのポイント

レース多摩川競艇場は、4号艇からの「まくり」が多く見られることで知られていました。

しかし、近年ではインコースがイン逃げを決める展開が多く、1号艇の1着率が上がりつつあります。

2020年6月現在、インコースの1着率は16位ではありますが、勝率は56.8%と決して悪くはありません。

また、水面が安定していることから波乱のレース展開は生まれにくく、選手やモーターの力がそのまま結果につながることがほとんどです。

風や波の影響を踏まえた予想をしなくてもいい分、初心者でも比較的予想しやすい競艇場といえるでしょう。

多摩川競艇場のモーター交換時期

実装される前の新品の競艇モーター多摩川競艇場では、毎年8月にモーターの交換が行われます。

そのため、8~10月頃のレースではモーターの勝率をそこまで重要視する必要はないでしょう。
各選手のランクや勝率、スタート感などを参考に予想することをおすすめします。

一方、交換時期から半年以上経過した頃であれば、モーターのデータも十分信用できる数字になります。
モーターの性能も加味したうえで予想を組み立てていきましょう。

舟券予想のポイント

POINT

  • ・1年を通して水面が安定している分、波乱の展開が生じにくい
  • ・水質が浮力の働かない淡水であるため、体重の重い選手は若干不利
  • ・「差し」を得意とする選手がカドにいる場合は要注意