2020年9月17日より、びわこ競艇場で第7回ヤングダービーが開催されます。
このレースに出場予定だった村松修二選手が、「選手としての体面汚し等」という理由で、2ヶ月間の出場停止処分を受けたことがわかりました。
出場予定だった「ヤングダービー」とは?
ヤングダービーは、30歳未満の若手選手のみが出場できるプレミアムG1競走です。
当初は新鋭王座決定戦競走という名前で開催されていたものの、若手選手による迫力あるレースを提供したいという思いから、2014年にリニューアルされました。
また、出場条件も「デビュー6年目未満」から「30歳未満(開催年の9月1日時点)」に変更されています。
そのほか、新鋭王座決定戦競走との違いとして、女子選手が出場可能な点も挙げられます。
優勝賞金は副賞金を含めて1000万円で、過去には埼玉支部の桐生順平選手や群馬支部の関浩哉選手などが優勝しています。
村松修二選手とはどんな選手?
村松修二選手は、広島支部に所属する若手選手です。
2014年に宮島競艇場で行われた第21回日本財団会長杯でデビューを果たしました。
デビュー戦では転覆してしまうアクシデントこそあったものの、その後は順調に成績を伸ばし、現在は最高ランクであるA1にまで上り詰めています。
直近の期別成績では勝率7.37という高い数値を記録しており、8回の優出を果たしています(うち3回は優勝)。
2020年2月には宮島競艇場で開催された中国地区選手権で見事なまくりを決め、自身初となるG1制覇を果たしました。
登録番号:4816
生年月日:1991/02/27
身長:164cm
体重:52kg
血液型:A型
支部:広島
出身地:広島県
登録期:114期
級別:A1
出場停止の理由は?
若くしてスター選手の仲間入りを果たした村松修二選手。
今後の活躍にも期待が高まる中での出場停止処分ということで、驚かれた方は多いのではないでしょうか。
今回、このような処分が下された理由について、公式からは「選手としての体面汚し等」と発表されています。
このような判断が下された理由について、いくつかの憶測が立てられていますが、その中でも特に言われているのが「コロナ渦での会食」です。
7月21日から7月27日にかけて宮島競艇場でルーキーシリーズが開催されましたが、最終日終了後、村松選手を含め、出場していた広島支部の若手選手たちが会食をしていたようです。
しかし、7月31日にルーキーシリーズに参加していた選手6名の新型コロナウイルス感染が発覚。それにより、この会食が問題視され、出場停止処分になったのではないかと思われているようです。
また、村松選手は2019年にも「レース場へのお酒の持ち込み」を理由に前検で落とされており、このことも関係しているのではないかという声も上がっています。
まとめ
今回、「選手としての体面汚し等」を理由に出場停止処分を受けた村松選手。
この判断が下された理由は明確に発表されていませんが、いずれにしても規則に反する行為をしてしまったことは確かでしょう。
村松選手にとって出場停止はかなりの痛手ですが、これを機に気持ちをより引き締めて、再び勢いのあるレースを見せてほしいですね。