先日、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、競艇でも2月28日(金)から3月15日(日)までの間、競走場及び外向発売所、場外発売場での舟券発売を禁止、および入場禁止という措置を取りました。
競輪・オートレースも2月27日から3月11日の間は無観客開催、競輪場や場外車券売場での発売中止と同様の措置を取っています。
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売上への影響について
無観客レースの開催から初めての週末を迎えたわけですが、競輪では通常約50億円の売上が約17億円と約3分の1になっており、大きな影響を与えています。
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競艇では多摩川競艇場にてウェイキーカップ(G1)の優勝戦が28日に開催される予定で、大きな売上と盛り上がりが期待されていました。
無観客レースになる前日(27日)は9億5289万9800円の売上がありましたが、無観客レースとなった日(28日)は7億1320万6000円にまで下がり対前日比74.8%とこちらも大きな売上減となっています。
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長崎の大村競艇場でも売上が約3割減ったと報じられており、舟券が電話かインターネットでしか購入できない現状は厳しく、関係者にとってはこれからも頭の痛い状況が続くことになりそうです。
選手や競艇場の関係者からは
「声援や悲鳴などが無いのは寂しい…。」
「早く元に戻って欲しい。」
といった声が上がっています。
そんな中、政府もイベントの自粛や小中学校の休校を促すなど様々な対応を行っていますが、新型コロナウイルスによる感染者は増える一方で収束する気配はありません。
今後どのようになるのか予想は付かないですが、少しでも早く競艇場にお客さんと歓声が戻ることを祈るばかりです。