新型コロナウイルスの影響で競艇も無観客開催を決定(3/11追記)


毎日ニュースを騒がせている新型コロナウイルスですが、政府は感染拡大を防ぐため不要不急の集まりを自粛するよう働きかけています。

既に野球やサッカー、相撲などのスポーツは無観客開催を決定し、コンサートやライブなどのイベントは中止されるなど多くの影響が出ています。

そんな中、公営ギャンブルでも次々と大きな決定がされています。

競馬、競輪、オートレースの対応

競馬

2月27日の地方競馬(大井、名古屋、佐賀)は無観客で開催されます。
今週末(2月29日、3月1日)から全てのレースを無観客で開催することを検討しています。
競馬場によっては閉場、場外発売に関しては実施されません。

競輪・オートレース

2月27日より全てのレースを無観客で開催し、競輪場や場外車券売場での発売を中止すると決定しました。
期間は2月27日~3月11日としており、この間は電話やインターネット投票でのみ購入可能となっています。

競艇の対応は

競艇では2月25日に以下のような発表がされていました。

ボートレース業界では、国内外における新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の拡大に伴い、2月26日から事態の終息に目途が立つまでの間、お客様とボートレーサーの接触を伴うイベント(オープニングセレモニー、表彰セレモニー、公開勝利者インタビュー等)の実施を全て見合わせることと致します。

急なご案内となりお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ボートレーサーの健康を維持し、公正で魅力あるボートレースの開催を継続するためのやむを得ない対応でございますので、何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

また、イベント等の実施に係る最新状況につきましては、ボートレースオフィシャルウェブ及びボートレース場、ボートレースチケットショップのホームページにて逐次ご案内させていただきます。

なお、お客様による出場するレーサーの入り待ち及び出待ちについても、接触をご遠慮いただく対応となることをご了承いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

公式サイトより引用:https://boatrace.jp/owpc/pc/site/news/2020/02/9772/

2月25日時点では競艇場内のイベントを中止し、ファンとの交流を自粛するような発表に留まっていますが、その後もコロナウイルスの拡大感染が収束するような気配はありませんでした。

2月27日の発表で無観客レースとなることが決定

2月27日に公式から更なる発表がありました。

新型コロナウイルス感染症については、日本国内において依然感染の報告が相次ぐなか、内閣総理大臣が大規模なスポーツや文化イベントなどについて、今後2週間程度、中止か延期、または規模を縮小するよう要請が出されました。
これを受け、モーターボート競走では、感染拡大防止の観点から、明日、2月28日(金)の開催から3月15日(日)までの間、下記の対応といたします。

・競走場及び外向発売所
窓口での発売・払戻を中止し、お客様が競走場内及び外向発売所へ入場できない状態での開催とさせていただきます。

・場外発売場
臨時休業とさせていただき、窓口での発売・払戻を中止とさせていただきます。

※電話・インターネット投票につきましては、通常通りご利用いただけます。
※勝舟投票券の払戻し有効期限は60日間ですが、当期間に払戻し期限を迎えるものについては、2020年3月31日まで延長いたします。

公式サイトより引用:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/site/news/2020/02/9787/

明日(2月28日)の多摩川はG1ウェイキーカップの最終日が行われる予定で盛り上がりが予想されましたが、誰も観客がいない状況での開催となりそうです。
競艇ファンとしては残念な気持ちもありますが、選手や競艇場で働くスタッフの皆様の健康が第一ですので、レースが予定通り行われるだけでも良かったと思います。

3月17日からは今年初のSGボートレースクラシックが開催予定ですので、それまでに事態が収束することを祈るばかりです。
私たちも感染を拡大させないよう予防に気を付けましょう。

厚生労働省は以下のような呼びかけがされています。

ボートレースクラシックはどうなる?政府がイベントの自粛要請期間を19日にまで延長(3/11追記)


現在、新型コロナウイルスの影響により2月28日(金)から3月15日(日)までの間、イベントに対して自粛要請が出されており、競艇場や場外発券場へ入場できない(無観客開催)措置が取られています。

政府は3月10日に行った会議で新たに決定した新型コロナウイルスの緊急対応策を発表しました。
その内容ですが、金銭的な援助の適用範囲の拡大やイタリア北部など一部の地域に滞在歴のある外国人を入国拒否するといったものでした。

安倍総理は現在行っているイベントの自粛要請に関して以下のように言及しています。

今月19日ごろを目途に、これまでの対策の効果について、専門家会議の判断が示される予定だ。国内の急速な感染拡大を回避するために極めて重要な時期だ。専門家会議の判断が示されるまでの間、今後10日間程度は、これまでの取り組みを継続するようお願いしたい

現段階(2020年3月11日午前中)では公式サイトや各競艇場のサイトでは新たな発表はありませんが、今までの対応などを考えると無観客レースの開催期間を延期する可能性が高いです。

もし、無観客レースの開催期間が延長された場合は3月17日から開催予定の第55回ボートレースクラシックも影響を受けることになります。
予定通り19日に解除されれば優勝戦などは競艇場にお客さんが入れるようになりますが、どのような対応を取るのか注目です。

2020年最初のSGということもあり、節の途中からであっても直接観戦できればという気持ちもありますが、選手や競艇場で働くスタッフの健康面も大事なので難しいところです。

こちらの件に関しては新しい動きがあり次第、追記していきます。

3月11日更に追記

本日、公式サイトから16日以降も無観客開催を継続すると発表がありました。
今後も政府の要請に応じる形の対応になると考えられます。

3月10日の政府の新型コロナウイルス感染症対策本部での議論を踏まえ、大規模なスポーツや文化イベントの自粛等について、今後概ね10日間程度はこれまでの取組を継続するよう協力を求める旨の内閣総理大臣からの要請がなされました。

これを受け、モーターボート競走では、感染拡大防止の観点から、先に発表した3月15日(日)までの対策を、3月16日(月)以降も当面の間、下記のとおり継続いたします。

・競走場及び外向発売所
窓口での発売・払戻を中止し、お客様が競走場内及び外向発売所へ入場できない状態での開催とさせていただきます。

・場外発売場
臨時休業とさせていただき、窓口での発売・払戻を中止とさせていただきます。

※電話・インターネット投票につきましては、通常通りご利用いただけます。
※勝舟投票券の払戻し有効期限は60日間ですが、当期間に払戻し期限を迎えるものの取り扱いについては、払戻再開と併せ、決定次第お知らせいたしますので、お手持ちの勝舟投票券につきましては、大切に保管していただきますようよろしくお願い申し上げます。

急な発表でお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
また、今後につきましては、事態の推移を踏まえ、引き続き検討し、決定次第お知らせいたします。

現状、コロナウイルスの感染が収束するような見通しは立っていないように感じますので、無観客開催がいつまで続くのが想像が付かないですね…。
手洗いやうがいなど個人レベルの予防にはより一層気を付けたいと思います。