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競艇は1レースに6挺しか出走しないため、競輪(6~9人)や競馬(最大18頭)と比べると簡単そうに見えますし、実際に比較的的中率の高いギャンブルです。
競艇場といえば以前は悪いイメージが先行するような場所でしたが、現在は運営の努力もあり若い人やカップル、家族連れでも訪れやすいようになり競艇の間口は広がっています。
しかし、いざ競艇を始めようと思った時に
「舟券の買い方がわからない…」
「舟券って競艇場でしか買えないの?」
このような不安や疑問が出てくるのではないでしょうか?
このページでは舟券の購入方法と具体的な流れを紹介しています。
初心者におすすめ!競艇場で舟券を買ってみよう
舟券は競艇場や場外発売場で購入することが出来ます。
競艇場は全国に24ヶ所しかありませんが、ボートピアと呼ばれる場外発売場は全国各地にあります。
どちらでも同じように舟券を購入することはできますが、競艇場に行ける環境の方は競艇場に行くことをおすすめします。
競艇場であれば間近でレースを観戦できますし、有料席や飲食店なども多くあるため、ゆっくりと競艇をより楽しむことができます。
競艇場と場外発売場の購入方法に違いなどはなく、他の競艇場で行われているレースの舟券を購入することも可能です。
マークシートに必要事項を記入し自動券売機のようなものに通してお金を支払うだけです。
舟券は2種類あるため、それぞれの記入方法を紹介します。
マークシートの記入方法1
①競艇場…この部分ではどの競艇場のレースを買うのか記入します
②レース…①で選んだ競艇場のどのレースを買うのか記入します
③識別…どの識別で買うのか記入します。上下で分かれており一枚で2種類の買い方まで選べます。
④2連/拡連指定or3連指定…③で拡連複、2連単、2連複を選んだ場合は1着と2着を選ぶ。3連単、3連複を選んだ場合は1着、2着、3着を選んで記入します。
⑤金額…掛ける金額を記入します。10、20、30は1~5と組み合わせる事もできます。(10と5に記入すれば15となります)
⑥単位…百円、千円、万円から選びます。⑤との組み合わせで掛け金が決定します。
⑦取消…マークシートの記入を間違えた際にここに記入をするとその行の内容は適用されません。記入ミスがあった場合に限り使用します。
では、実際に以下の内容のものをマークシートに記入してみましょう。
①:住之江競艇場
②:3レース
③:3連単
④:1着1 2着3 3着4
⑤⑥:2000円
この内容であればマークシートはこのようになります。
次はボックス、又はながし専用マークシートの記入方法を紹介します。
マークシート(ボックス、流し専用)の記入方法
①~③までは先ほどと同じように記入します。
①競艇場…この部分ではどの競艇場のレースを買うのか記入します
②レース…①で選んだ競艇場のどのレースを買うのか記入します
③識別…どの識別で買うのか記入します。上下で分かれており一枚で2種類の買い方まで選べます。
④流し投票…③の内容に合わせ、1着または2着まで記入する。
では、実際に流しで購入する際の内容をマークシートに記入してみましょう。
①:桐生競艇場
②:6レース
③:3連単
④:1着1 2着2から流す
⑤:各200円
上記の内容であればマークシートはこのようになります。
続けてボックス買いの場合についても紹介します。
①~③までは流しと同様ですが、ボックスの場合は「ボックス投票」欄に記入します。
④ボックス投票…選んだ番号の全ての組み合わせを購入します
実際にボックスで購入する際の内容をマークシートに記入してみましょう。
①:平和島競艇場
②:8レース
③:3連単
④:1、3、5をボックスで購入
⑤:各200円
上記の内容であればマークシートはこのようになります。
一見複雑そうに見えますが、買う舟券が決まっているのであればそれほど悩むこともないと思います。
もし、記入漏れや記入ミスがあった際は自動券売機に入れた時に不備があるとして、マークシートが返されます。
その際は記入内容に不備がないかチェックし、修正した上で再度機械に入れてみてください。
ただし、機械が明らかにミスと読み取れないものに関してはそのまま購入手続きに進んでしまうため、記入後にしっかりチェックを行いましょう。
全般的にわからないことがあれば、総合インフォーメーションの「初心者コーナー」やアクアコンシェルジュに質問することができます。
予想に困った場合は投票所内に予想屋がいるので、100円を払ってレース展開や選手情報のアドバイスをしてもらうことも可能です。
予想が的中した!舟券を換金してみよう
払い戻しは非常にシンプルです。
払い戻し(当たったとき)の際もレース前に購入した舟券を機械の所定の場所に入れるだけで現金が出てきます。
舟券購入専用の台と購入と払い戻しが出来る台があるため、その点は注意しましょう。
払い戻し可能な舟券の有効期限は60日です。
基本的には発券した場所のみ換金が可能なため、払い戻しは早めに行うことをおすすめします。
高額配当の場合は窓口対応になることがある点も憶えておきましょう。
自宅からでも購入可能?スマホを使って舟券を買ってみよう
仕事や場所の都合から競艇場やボートピアに行けない、行くことが難しい方のために携帯・スマートフォンを使った舟券購入サービスがあります。
オンラインでの購入はBOAT RACE公式サイト内のテレボートと呼ばれている会員制のサイトから行うことができます。
テレボート会員として登録後、モバイル用サイト(アプリ)から舟券を購入することになります。
会員登録のために必要なものは以下の2つとなっています。
・指定銀行の口座
(ジャパンネット銀行、楽天銀行、三井住友銀行、住信SBIネット銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、福岡銀行、広島銀行、スルガ銀行、じぶん銀行、ゆうちょ銀行)
・受信確認可能なメールアドレス
会員登録だけであれば15分前後で完了すると思いますが、テレボートを利用するためにはテレボート用口座にお金が入っている必要があるため、入金手続きもあわせて行いましょう。
会員登録と指定銀行の口座へ入金を完了させれば、いつでもどこでも舟券を購入することができます。
払い戻しはテレボート用口座へ自動的に行われ、1日のレース終了後(夕方から夜)にテレボート用口座から、指定銀行の口座へと自動で戻されます。
指定銀行の口座への振替はお好きなタイミングで行うことも可能です。
会員登録や指定銀行の口座とテレボート用口座でお金を動かす際の手数料などは一切かかりません。
お使いの端末が古くセキュリティ上の問題からテレボートを使用できない場合がありますのでご注意ください。
このようにスマートフォン1台で競艇を楽しむことができます。
競艇場によく行かれる方であっても利用してみてはいかがでしょうか?