【ボートレースクラシック1日目】ドリーム戦は石野選手が勝利!白井選手は無念の負傷帰郷…

2020年3月17日からSGボートレースクラシックが始まりました。
新型コロナウイルスの影響により無観客開催となっていますが、初日から熱いレースが展開される反面、残念な出来事もありました。

初日に起こったことや注目レースなどを振り返ります。

レース中の接触が原因で白井英治選手が無念の帰郷

優勝候補の一角である白井英治選手がレース中の接触事故により負傷し無念の途中帰郷となりました。

接触は1周目の第二ターンマーク付近で起こりました。
1号艇(白色)白井選手に対し、5号艇(黄色)篠崎選手の方から接触する形になっています。


白井選手は2014年モーターボート記念と2018年グランドチャンピオンで優勝しており2つのSGタイトルを持っています。
SGの優出回数も20回を超えておりSGの常連とも言える強豪選手なだけに初日の帰郷はファンにとっても非常に残念な出来事だったのではないでしょうか。

ドリーム戦は1号艇石野選手が見事なイン逃げを決め勝利!

初日の最終戦はSGのドリーム戦に相応しい錚々たる出走メンバーとなっていました。

2号艇吉川選手と6号艇柳沢選手はエース級のモーターを引き当てており、好枠1号艇とはいえ石野選手には大きなプレッシャーがかかっていたのではないでしょうか。

レースの動画

結果としては石野選手が第一ターンマークを最初に回り先行し、1周目第二ターンマークで後続を突き放し見事に勝利を収めました。
全選手が0.1以下のスタートを切っており、2着争いも熾烈な戦いとなっていましたが3号艇毒島選手に軍配が上がりました。

6号艇柳沢選手はモーター好調っぷりを見せつけるかのような走りを見せ6コースから3着になっています。


勝利した石野選手は勝利者インタビューで以下のように語っています。

1艇身でまくられると思ってたんで、コンマ05までなら目つむって行こうと思ってました(コンマ05)。上積みはできてるんですけども、今一番自信のあるプロペラの形でこれが一杯なのかなっていう感じあるので、もうちょっと今日、宿舎帰って考えたいと思います。外周りやってる時間がなかったんで、とりあえず明日外周り、時間があれば点検したいと思います。残り5日間精一杯走るのでご声援よろしくお願いします。

このようにSG3連覇に向けて慎重な姿勢を見せています。
2日目からどのような仕上がりになっていくのか非常に楽しみです。

初日のレース結果一覧

12レース中1号艇の一着は8回あり、万舟は11レースの17,840円のみとなりました。
平和島ということに加え、強い追い風が吹いているレースも多かったため、もう少し荒れる結界なるかもしれないと考えていましたが、1号艇がしっかりとスタートを決め逃げ切るというレースが多かったです。

このあたりはトップクラスの選手が集まるSGならではという感じもしますね。
2日目以降のレースもますます目が離せないものとなりそうです。