住之江で1挺欠場の中、行われたレースで3挺がフライング…売上の99.8%が返還

2020年3月11日住之江競艇場の1レース目は1号艇庄司樹良々選手のエンジン不調により欠場の中、行われました。

6号艇には「究極のアウト屋」として有名な阿波勝哉選手が出場しており、6コースからのまくり(まくり差し)に期待したくなるレースとなっていました。

気になるレースの結果は…?

レースの結果としては3号艇岡本猛選手と4号艇北川太一選手、6号艇阿波勝哉選手の3選手がフライングを犯してしまいました。
単勝と2連単以外は不成立となり、払戻金も100円とほとんどの組み合わせが返還に近い形となりました。


そして、阿波選手は0.6でのフライングだったため「非常識なフライング」として即日帰郷処分を受けてしまいました。

レースの動画

売上への影響は?

このレースの総売上は7,389,300円でしたが7,380,400円(99.8%)が返還されました。
新型コロナウイルスの影響で無観客レースが続き売上が下がっている中ですので、主催者側にとっては頭を抱えたくなるレースとなったのかもしれません。

阿波勝哉選手について

登録番号 3857
生年月日 1973/4/18
身長 165cm
体重 56kg
血液型 AB型
支部 東京
出身地 東京都
登録期 79期
級別 B1級

※集計期間:2019/05/01-2019/10/31

競艇は1号艇が圧倒的に有利となりますが、阿波選手はコース取りの駆け引きを嫌い不利となる6コースからのスタートを主戦場にしています。
6コースの進入率は95.5%と大半のレースを6コースからスタートしていることが分かります。

そのブレない信念と6コースからの強烈なまくりは多くのファンを魅了し、SGボートレースオールスターでは出場資格のないB1級選手であったにも関わらず、投票欄に名前がないことにファンから多くの苦情が入ったというエピソードもあります。