若松競艇場ってどんなところ?
若松競艇場は、福岡県北九州市若松区にあるボートレース場です。1952年、当時の主催者である若松市によって開設され、2014年には全国一の売上を記録しました。
また、現在のSGレースの始まりとなった「全日本選手権競走」が初めて開催された競艇場としても有名で、このことから“ダービー発祥の地”として親しまれています。
遠賀郡芦屋町にある芦屋競艇場と距離が近く、朝から昼にかけて芦屋競艇場でモーニングレースを楽しんだのち、昼以降は若松競艇場で観戦するといった楽しみ方が可能です。
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コースと水面について
若松競艇場は洞海湾を利用しているため、潮の満ち引きによってレースに影響が出ることがあります。満潮時はうねりによって水面が荒れやすく、「逃げ」や「差し」が決まりやすい傾向にあります。
一方、干潮時は水面が安定しているため、センターやアウトコースの「まくり」が決まりやすいのが特徴です。
また、潮が満ちる時間帯は“追い潮”、潮が引く時間帯は“向かい潮”となり、それによってもコースごとに有利・不利が異なります。
そんな若松競艇場は2008年からナイター開催となっており、特に日の沈む時間帯は逆光によって大時計が見えにくくなります。
そのため、走り慣れていない選手がスタートで失敗する可能性も考えられます。
レースのポイント
若松競艇場においてインコースの1着率は平均的ですが、冬場は勝率が上がる傾向にあります。
2020年6月現在、冬場のインコースの1着率は60%を超えていますが、これは気温・水温の低下によってモーターの立ち上がりが良くなるためです。
とはいえ、気温の変化が大きい日はモーターの調整が難しく、1日に複数回出走する選手が毎回同じ走りをできるとは限らない点に注意しましょう。
また、他の競艇場に比べて6コースの勝率が高いことも大きな特徴です。一般に競艇はアウトコースが不利になりやすい競技ですが、こと若松競艇場においてはアウトコースが攻めやすい状況が揃っています。
6コースに地元選手や実力のある選手が出走している場合は、6号艇を絡めた舟券の購入を検討してもいいかもしれません。
若松競艇場のモーター交換時期
若松競艇場では、毎年6月にモーターの交換が行われます。
そのため、交換して間もない6~8月はモーターの成績にとらわれすぎないことを意識するといいでしょう。
一方、交換時期から半年以上経過した12~翌2月頃は、データが集まっている分だけモーターの成績の信頼度が上がっています。
舟券予想のポイント
- ・冬場は特にインコースの勝率が高い
- ・状況次第では6号艇を絡めた舟券の購入も視野に入れる
- ・走り慣れていない選手はスタートで乱れる可能性がある