津競艇場ってどんなところ?
津競艇場は三重県津市にあるボートレース場であり、正式名称を「ボートレース津」といいます。
一般に“競艇発祥の地”として有名なのは大村競艇場(長崎県)ですが、全国で初めて認可されたのはこの津競艇場です。
1952年に岩田川河口にて初レースが開催され、その後、1969年に移転して現在に至ります。
岩田川河口に位置していた頃は、漁船が通るたびに波の影響を受けていました。その問題を解決する意味でも、移転が決められたそうです。
そんな津競艇場は伊勢湾からの風により、特に春や冬のレースが荒れやすい傾向にあります。
実際、競艇の公式サイト【BOAT RACE】でも、「高配当も狙えるおもしろプール!」と紹介されています。
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コースと水面について
津競艇場の水面は、吹き込む強風の影響で東海エリアの競艇場の中でも特に荒れやすいとされています。
特に夏場は季節風、冬場は鈴鹿山脈からの吹き下ろしによって大きく荒れる日も少なくありません。
そんな津競艇場は、第1ターンマーク側の幅が全国で2番目に広いという特徴があります。
そのため、旋回時に思い切って攻めやすく、インコースに有利なレイアウトといえるでしょう。
また、ピットから第2ターンマークまでの距離も150mと長く、4号艇以降の枠なり進入が難しいのもポイントです。
レースのポイント
津競艇場において、インコースの1着率は全24競艇場の中で8位を記録しています(2020年6月現在)。
競艇のセオリー通り、インコースが勝ちやすい競艇場といえますが、2コースの「差し」が決まるケースも少なくありません。特に追い風の日はインコースのターンが流れてしまい、差しが決まりやすくなります。
また、上記のように4号艇以降の枠なり進入が難しいことから、5~6号艇が前付けをするシーンが多々見られます。これも予想を的中させるために重要なポイントのひとつなので、きちんと確認することを心がけるといいでしょう。
津競艇場のモーター交換時期
津競艇場では、毎年9月にモーターの交換が行われます。
そのため、交換直後である9~11月頃のレースにおいては、モーターの勝率や2連対率のデータに強くこだわる必要はないでしょう。
一方、3~5月頃であれば十分なデータが集まっているため、モーターの成績も予想するための参考資料としてチェックすることをおすすめします。
舟券予想のポイント
POINT
- ・コースのレイアウト的には原則インコースが有利
- ・風向きや風速によっては必ずしもインコースが有利とは限らない
- ・コースの特性上、前付けが多くなりやすいため、直前情報をしっかり確認しておく