鳴門競艇場の特徴を紹介!競艇で勝つために知っておくべきこととは?

鳴門競艇場ってどんなところ?

鳴門競艇場鳴門競艇場は、徳島県鳴門市撫養町にあります。
正式名称は「BOAT RACE鳴門」で、1953年にオープン。同年に初レースが行われました。
初めてSGレースが行われたのは、新しいスタンドが完成した2016年のこと。
翌年にも引き続き開催されました。

鳴門競艇場は小鳴門海峡をボートレース場として活用しており、潮の満ち引きや風、雨などの自然現象の影響を受けやすいという特徴があります。天候不良によってレースが遅延したこともあります。
予想をする際には、自然条件をしっかり考慮に入れる必要があります。

公式サイトはこちら

水質やチルトについて

水質 海水
干満差 あり
チルト -0.5 0 0.5 1.0 1.5 2.0 3.0

コース別の勝率と決まり手について

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 49.3 20.2 7.6 10.1 7.8 4.8
2 17.3 26.1 17 16.5 10.4 12.4
3 14.2 21.4 20.4 16.3 14.3 13
4 12.2 16 19.2 19.7 17.5 15.2
5 6.1 10.4 22.1 18.3 25.4 17.5
6 2.1 7 14.8 20.2 24.5 31.1

引用元:公式サイト(https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=14)
集計期間:2019/12/01~2020/02/29 単位:%

コースと水面について

鳴門競艇場コース鳴門競艇場は、コースが全国24の競艇場の中でも特に狭いという特徴があります。
第1ターンマークも絞るカタチになっているので、「イン逃げ」が決まりにくい競艇場としても知られています。
また海水を活用していることから、潮の満ち引きによって水面の状況が変わります。

【干潮時】

比較的落ち着いた水面で、どのコースも握る(全力で旋回する)ことができます。
さまざまな展開が見られる状況です。

【満潮時】

乗りにくい水面となり、握って勝負することが難しくなります。
この場合は、インコースが有利となります。

公式サイトには潮見表が用意されているので、予想の際は必見です。

また鳴門競艇場は、無風の日が少ないという特徴を持っています。
たとえば夏には全レースの0.8%ほどしかありません。
要するに、風の影響を常に考慮して予想をしなければならないということです。
特に、夏は向かい風の日が多く、それ以外の季節は追い風が多いという特徴があります。

以上のように、
・風の影響
・潮の影響

などを考慮する必要があるので、競艇予想に慣れていない初心者の方にとっては予想が難しい競艇場であるといえるでしょう。

なお、鳴門競艇場はバックストレッチの内側に伸びが良い場所があり、選手たちの間では「鳴門の花道」と呼ばれているという情報があります。
アウトコースの選手が「差し」を決め、バックストレッチで伸びて1着になるケースも見られるようです。

レースのポイント

鳴門競艇場は、1コースの1着率が49.3%となっています。
全国平均と比べてみると低く、24の競艇場の中では22位となっています。
つまり、「1コースが勝ちにくい競艇場」のひとつであるわけです。

スタート地点からスタンド側に10メートル絞るカタチになっており、1コースが斜めに走る必要があるというのが、その理由のひとつといえます。
また、特に干潮時は握って勝負をかけてくる選手が多いので、1コースの「逃げ」が決まりにくいというのもポイント。実際のところ、鳴門競艇場の2~6コースの1着率は全国平均以上といわれています。

とはいえ、潮だけを見ていればいいわけではありません。
競艇は追い風が吹くとインコースが有利で、向かい風のときはアウトコースが有利になりますが、鳴門競艇場でもそれは同じです。
・追い風のときは2コースの「差し」が決まりやすい
・向かい風のときはモーターが出ている選手の「まくり」「まくり差し」が決まりやすい

という特徴があります。

というわけで、鳴門競艇場でレースの予想をする場合、「潮の状況」「風の状況」をよく見る必要があります。

鳴門競艇場のモーター交換時期

鳴門競艇場では、4月にモーター交換が行われます。
交換直後はモーターのデータはあまり信用できないので、モーターの勝率や2連対率はあまり考慮に入れなくても良いでしょう。
半年後にはデータがそろっているので、そのあたりからモーターの成績も加味することをおすすめします。

鳴門競艇場のコース別の勝率と決まり手について

24競艇場との比較(コース別勝率)

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 22位 3位 13位 2位 3位 10位
2 1位 12位 19位 9位 24位 4位
3 5位 11位 16位 21位 21位 6位
4 4位 20位 20位 6位 13位 7位
5 7位 23位 1位 24位 4位 18位
6 8位 7位 9位 11位 9位 17位

集計期間:2019/12/01~2020/02/29
公式サイトで公開されている数字を独自にまとめています。

鳴門競艇場コース別決まり手

コース 逃げ 捲り 差し 捲り差し 抜き 恵まれ
1 92.5 0 0 0 6.7 0.6
2 0 20.9 70.4 0 7.6 0.9
3 0 46.5 12.7 29 10.4 1.1
4 0 32.4 32.4 24.3 10.8 0
5 0 21.6 5.4 59.4 13.5 0
6 0 23 23 38.4 15.3 0

引用元:公式サイト(https://www.boatrace.jp/owpc/pc/data/stadium?jcd=14)
集計期間:2019/12/01~2020/02/29 単位:%

2020年鳴門競艇場で行われるSG、PG、G1レース

開催期間 グレード レース名
6月6日~6月11日 G1 大渦大賞
7月21日~7月26日 SG オーシャンカップ

舟券予想のポイント

POINT

  • ・1コースの1着率が低く、2~6コースの1着率が高い
  • ・干潮時は全挺にチャンスがあり、満潮時はイン有利
  • ・予想の際は風と潮の状況を把握しておく必要がある

鳴門競艇場の有料席情報

入場料・席種類 人数 金額
入場料 1人 100円
オーシャンシート シングル席 1人 平日1,000円
(日・祝・特定日2,000円)
オーシャンシート ペア席 2人 平日1,500円
(日・祝・特定日3,000円)
ロイヤルシート シングル席 1人 平日2,000円
(日・祝・特定日3,000円)
ロイヤルシート グループ席 1~4人 平日1,500円
(日・祝・特定日3,000円)
特別室 個室 8~25人 30,000円
※1日1室先着順

鳴門競艇場のアクセス

住所:徳島県鳴門市撫養町大桑島字濘岩浜48-1
電話:088-685-8111

公共交通機関によるアクセス

JR四国バス高速鳴門駅から徒歩約3分
※本場開催日のみ送迎バスが運行

車によるアクセス

神戸淡路鳴門自動車道 鳴門北ICから