丸亀競艇場ってどんなところ?
丸亀競艇場は香川県丸亀氏富士見町にあるボートレース場で、正式名称を「BOAT RACE丸亀」といいます。1952年に初レースが開催されました。
2009年5月からナイター競走が行われていますが、当初は2010年からの開催が予定されていたものの前倒しにされたという経緯があります。
ちなみに、ナイター競走の愛称である「まるがめブルーナイター」は公募によって決まった名前であり、瀬戸内海の風景などが由来となっています。
また、2011年からは企画レースが開催されるようになり、現在は記念レースを除いて1、5、8レースがそれに当たります。
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コースと水面について
丸亀競艇場の競走水面は海水を利用しているため、潮の満ち引きがレースに影響します。具体的には潮が満ちる時間帯は“追い潮”、潮が引く時間帯は“向かい潮”となり、それぞれレースに与える影響が異なります。
追い潮の場合、スタート時に加速しやすくなることからフライングを避けるためにインの選手がレバーを放ってしまうことも多く、アウトコースからの「まくり差し」が決まるレースが多々見られます。
一方、向かい潮の場合は、向かい風が吹いている場合と同様にインコースの選手に有利に働きやすくなります。
また、干潮時と満潮時でも水面の状況が大きく異なります。干潮時は水面が穏やかになるため、スピード勝負に持ち込みやすくなりますが、満潮時は水面にうねりが生じやすく、全速での攻めが難しくなります。
レースのポイント
競艇の予想をする際は、事前に風向きや風速を確認することが重要です。
それに加えて、丸亀競艇場では潮の状況を把握しておく必要もあります。向かい潮または満潮時はインコース、追い潮または干潮時はアウトコースが有利になりやすいため、そのことも踏まえたうえで予想を立てるようにしましょう。
また、瀬戸内海に隣接していることから、レース当日の海風についても把握しておく必要があります。
丸亀競艇場に吹く風はほとんどが向かい風であり、3~4コースの勝率が上がりやすい傾向にあります。
丸亀競艇場のモーター交換時期
丸亀競艇場では、毎年7月にモーターの交換が行われます。そのため、7~10月のレースでは選手の実力でモーターの成績が良く見えているケースも少なくありません。
一方、交換時期から半年以上経過した1~3月頃には十分なデータが集まっているため、モーターの勝率、2連対率も考慮したうえでの予想が重要になります。
ただし、何かしらのトラブルによって直近にモーターの分解が行われている場合などは注意が必要です。
舟券予想のポイント
- ・干潮時、満潮時でコースごとの有利・不利が異なる
- ・向かい風の日は3~4コースが有利だが、風速が弱ければレースに大きな影響はない
- ・風向きや風速に加えて、潮の状況も事前に確認しておく