ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC)は2019年に新設された非常に新しいレースでそのグレードはPG(プレミアムG1)となっています。
公式サイトではBBCトーナメント(BBC TOURNAMENT)と表記されています。
競艇では珍しいトーナメント形式を適用しており、通常であれば予選から優勝戦まで6日間かけて行われることが多いですが、ボートレースバトルチャンピオントーナメントは4日間で完結します。
チャンピオントーナメントの名にふさわしく、SGやPGで優勝した選手に優先出走権が与えられ、ビッグレースの優勝者が普段とは異なる一発勝負に挑む姿を見ることができます。
2019年の初開催時はユーザー参加型のキャンペーンやイベントが多く行われるなど、お祭り要素が強く非常に盛り上がりました。
開催時期は12月上旬、優勝賞金は1,100万円となっています。












ボートレースバトルチャンピオントーナメントの出場条件
ボートレースバトルチャンピオントーナメントの出場条件は以下のようになっています。
・前年のボートレースバトルチャンピオントーナメント優勝選手
・開催年のボートレースクラシック【SG】優勝選手
・開催年のボートレースオールスター【SG】優勝選手
・開催年のグランドチャンピオン【SG】優勝選手
・開催年のオーシャンカップ【SG】優勝選手
・開催年のボートレースメモリアル【SG】優勝選手
・開催年のボートレースダービー【SG】優勝選手
・開催年のチャレンジカップ【SG】優勝選手
・開催年のマスターズチャンピオン【PG】優勝選手
・開催年のレディースチャンピオン【PG】優勝選手
・開催年のヤングダービー【PG】優勝選手
・3daysバトルトーナメント【一般戦】優勝選手
・特定のSGとPGの成績をもとにした過去9か月の勝率上位者
これらの条件や基準をもとに計48名が選ばれ、厳しい勝ち上がり戦に挑むことになります。
ボートレースバトルチャンピオントーナメント優勝までの道のり
参加選手は全48名で4日間をかけた勝ち上がり形式となっており、初日の1回戦では8レースが行われ3着以内に入った選手、計24名が翌日の準々決勝に進むことができます。
2日目の準々決勝では4レースが行われ3着以内に入った選手、計12名が翌日の準決勝に進みます。
1~2日目のレースで4~6着になってしまった選手はその時点で敗退となってしまいます。
敗者復活戦などもありません。
3日目の準決勝では2レースが行われ、それぞれ1~3着の選手は翌日の決勝戦へ、4~6着の選手は同じく翌日の順位決定戦を走ることになります。
そして、4日目(最終日)に決勝戦と順位決定戦が行われボートレースバトルチャンピオントーナメントは幕を閉じます。
決勝戦の枠番は準決勝までの着順などは関係なく、抽選によって決められます。
そのため、準決勝では1位ではなく3位以内を狙う走りになることもあるため、予想の際には注意が必要です。
ボートレースバトルチャンピオントーナメントの結果まとめ
開催 | 開催競艇場 | 優勝者 | 着順 | 2連単払戻金 | 3連単払戻金 |
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第1回 | 平和島 | 田村 隆信 | 1–5–6 | 900円 | 4,740円 |
記念すべき第1回目の優勝は田村選手となりました。
1号艇の強みを活かし1マーク目を最初に回り、2着以下を寄せ付けない危なげないレース展開で初代王者に輝きました。