【展望】第33回キリンカップが開催!注目選手について

第33回キリンカップ2020年9月11日から9月16日までの6日間、キリンカップ(G3)が平和競艇場で開催されます。
33回目の開催となる本レース。
その展望についてまとめてみました。

キリンカップってどんなレース?

キリンカップは日本を代表する酒造会社・麒麟麦酒株式会社がスポンサーを務めるG3競走です。
年に1回、平和島競艇場やびわこ競艇場で開催されています。
昨年、優勝を決めた篠崎元志選手は今回参戦しないものの、山谷央選手齋藤仁選手など、東京支部の地元選手たちが多く出場予定です。
その他、中澤和志選手や前田将太選手など、平和島競艇場で高い勝率を誇る強豪選手たちも多く参戦します。

平和島競艇場は、全24競艇場の中でも“難水面”として知られる競艇場です。
その理由として、潮の満ち引きによる影響を受けやすい海水であること、季節風の影響で水面が荒れやすいことなどが挙げられます。
また、第1ターンマークからスタンドまでが狭く作られているため、1号艇のスタート次第ではインコースであっても不利になる可能性があります。
第33回キリンカップにおいても、波乱のレース展開になることが十分考えられます。

日程

予選:9月11日(金)~9月14日(月)
準優勝戦:9月15日(火)
優勝戦:9月16日(水)

前回の結果

開催場:平和島競艇場
優勝:篠崎元志選手
組番314

払戻金

単勝3:310円

2連単31:960円

3連単314:2,240円

第33回キリンカップの注目選手

中澤和志選手
  • 中澤和志選手
  • 級別:A1
  • 全国勝率:7.35
  • 支部:埼玉
  • 登録期:82期
平和島競艇場で抜群の実績を誇る中澤選手。2004年に開催された関東地区選手権で初のG1制覇。2006年に開催された総理大臣杯でも見事なカドまくりを見せ、SG初優勝を果たしました。直近の全国勝率も7点台を記録しており、優勝候補の筆頭と言えるでしょう。
山谷央選手
  • 山谷央選手
  • 級別:A1
  • 全国勝率:6.28
  • 支部:東京
  • 登録期:73期
優勝経験こそないものの、平和島競艇場において通算11回の優出を果たしている山谷選手。“難水面”といわれる平和島競艇場の水面を走り慣れており、本レースへの期待が高まります。また、平和島で優勝を勝ち取ることができれば東京3場完全制覇達成ということで、そういった意味でも要注目の選手です。
須藤博倫選手
  • 須藤博倫選手
  • 級別:A1
  • 全国勝率:6.86
  • 支部:埼玉
  • 登録期:83期
中澤選手と同じ埼玉支部勢であり、1期後輩の須藤選手。平和島競艇場との相性は良く、これまでにSGや一般戦など多くのレースで優出を果たしています。直近では戸田競艇場で行われたサンケイスポーツ杯で通算61回目の優勝を飾っており、本レースでも鋭い走りを見せてくれることでしょう。

まとめ

以上、第33回キリンカップの展望についてまとめてみました。
やはりポイントは、“難水面”といわれる水面をいかにうまく走り切れるかでしょう。
そういった意味では地元勢への期待が高まりますが、その一方で地方勢も強者揃い。
白熱したレース展開が繰り広げられることでしょう。