戸田競艇場ってどんなところ?
もともとは、1940年に開催予定だった東京オリンピックのために整備されました。
しかし、結局この年に東京オリンピックは開催されず、後の1964年に開催された東京オリンピックにてボート競技の会場として使用されます。
そしてオリンピックが終わり、1965年より再びレースが開催されて現在に至ります。
施設内にはゲームコーナーやイベント用のミニステージ、理髪店などがあり、他の競艇場に比べて特徴的な造りになっています。
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コースと水面について
コース幅が107.5mと全国24競艇場の中で最も狭いという特徴があります。
加えて、第1ターンマークがスタンド側に大きく寄せられていることから、インコースが旋回しにくい構造になっています。これが“日本一インコースが弱い競艇場”といわれる理由です。
一方、競走水面は1年を通して波風の影響を受けることが少なく、穏やかで安定しています。
ただし、閉鎖的な構造になっている分、第2ターンマーク側にスタート時の引き波が残りやすい点に留意する必要があります。
レースのポイント
そのため、よほどスタートで遅れていない限り、インコースが最初にターンマークを回る展開が多くなります。
しかし、戸田競艇場のコースは第1ターンマークが大きくスタンド側に寄せられていることから、インコースの選手は斜めに走らなければいけません。
一方、3~4コースの選手はスタートしてから直線で走ることができます。その結果、3~4コースの選手が先にターンマークを回り、そのままレースを決めてしまうという展開も十分に起こりえます。
現に、戸田競艇場のレースにおけるインコースの1着率は全国最下位であるというデータが出ています。
戸田競艇場のモーター交換時期
そのため、7~9月頃のレースではモーターの2連対率などを重要視する必要はないでしょう。
あくまでも参考程度に留めることをおすすめします。
一方、交換時期から半年以上経過した2~3月頃であれば、十分なデータが取れているため、モーターの成績を加味したうえでの予想も重要になるでしょう。
舟券予想のポイント
- ・インコースの1着率が50%と全国24競技場の中で最も低い
- ・3~4コースの1着率が高い
- ・コースの特性上、「前付け」が少なく「枠なり進入」が多い