【PG】レディースチャンピオンってどんなレース

レディースチャンピオンレディースチャンピオンは1987年から行われている女性レーサーのみを対象とした華やかなレースです。

開催当初は一般競争でしたが、開催を重ねる度にグレードが上げられ2014年からはPG(プレミアムG1)となっています。

レディースチャンピオンと同様に女性レーサーの頂点を決めるクイーンズクライマックスは年末に行われていますが、レディースチャンピオンは8月上旬に開催され夏のビッグレースの1つとなっています。

2020年1月時点の女性レーサーの数は218人となっており、その中から前年の優勝選手や特定のレディースレースで優勝した選手など計52名がレディースチャンピオンに参加することができます。

女子王座決定戦競走とも呼ばれ、優勝賞金は1,000万円となっています。

競艇塾生競艇塾生
レディースチャンピオンとクイーンズクライマックスは似たようなコンセプトのレースっぽいのですが、どのような違いがあるのですか?
競艇先生競艇先生
どちらも女性レーサーの頂点を決めるという点では変わりませんが、それぞれ参加資格が異なります。
競艇先生競艇先生
クイーンズクライマックスは当年の賞金獲得上位12名が選ばれます。昨年のレース結果などは関係なく、純粋にその年稼げている強い選手が集まるようになっています。
競艇塾生競艇塾生
なるほど!グランプリの女性レーサー版ということですね。

レディースチャンピオンの出場条件

・前年のレディースチャンピオン優勝戦選手

・同年のレディースオールスター(G2)優勝選手

・同年のオールレディース(G3)の優勝選手

・選考期間内で勝率の高い選手

・女性レーサー

※オールレディースは年間20回前後の開催が予定されています。

レディースチャンピオンの結果まとめ

過去のレディースチャンピオンの結果をまとめてみました。

開催 開催競艇場 優勝者 着順 2連単払戻金 3連単払戻金
第33回 蒲郡 大山 千広 143 610円 1,870円
第32回 桐生 山川 美由紀 126 290円 2,730円
第31回 芦屋 小野 生奈 143 580円 2,220円
第30回 海野 ゆかり 143 590円 1,730円
第29回 丸亀 滝川 真由子 351 6,440円 33,270円
第28回 三国 水口 由紀 145 540円 1,520円
第27回 鳴門 金田 幸子 451 6,270円 21,420円
第26回 若松 山川 美由紀 451 2,070円 5,870円
第25回 多摩川 田口 節子 146 1,060円 7,620円
第24回 三国 田口 節子 312 1,050円 3,280円

過去10回のレース結果を見ると

1号艇の1着率:60.0%

1号艇の2連対率:70.0%

SGの優勝戦では1号艇の1着率が70%を超えるレースも少なくありません。
それらと比べると少し低い数字となっております。
また、過去10戦を見ると2号艇の1着はゼロ、2着と3着がそれぞれ1回と2号艇が舟券にあまり絡んでいないことがわかります。

優勝選手に関しては2回以上優勝している選手が多く、山川美由紀選手は第9回、第14回、第26回、第32回と計4回の優勝を果たしています。
横西奏恵選手も第12回、第19回、第21回と3回優勝しています。

優勝した選手には翌年のレディースチャンピオンの優先出場権だけでなく、SGレースであるボートレースクラシックの優先出場権も得ることができるため、優勝戦には注目です。