【SG】ボートレースクラシック(鳳凰賞)ってどんなレース?

ボートレースクラシックスボートレースクラシックは競艇の最高ランクとされるSGレースの1つで毎年3月に開催されています。3月開催とその年最初のSGレースとして大きな盛り上がりを見せます。

初開催は1966年とSGの中でも歴史あるレースで初開催時は「第1回鳳凰賞競走」の名称で行われていました。
第23回では総理大臣杯と名前を変えましたが、第49回よりボートレースクラシックが通称名称として採用されました。

優勝賞金は3,500万円とSGレースの名に相応しい金額となっています。優勝選手には翌年のボートレースクラシックと同年に行われるボートレースバトルチャンピオントーナメント競走(BBC)の優先出場権が与えられます。

競艇先生競艇先生
その年、最初のSGということで前年のSGやG1、G2で優勝した選手全員に優先出場権が与えられています。

※スタート事故など選出除外を除く

競艇塾生競艇塾生
なるほど、勝率や獲得賞金だとトップレベルの選手ばかりになってしまいがちですが、ボートレースクラシックでは色々な選手が出ている感じでしょうか?
競艇先生競艇先生
そうですね。そのためSG常連のトップ選手だけでなく中堅どころや期待の新人が出場していることもあり、様々な組み合わせのレースを楽しむことができます。

ボートレースクラシックの出場条件

ボートレースクラシックに出場できる選手は以下のようになります。

・前年のボートレースクラシック優勝選手

・前年のグランプリ優勝戦出場選手

・前年のボートレース甲子園優勝選手

・前年の1月1日~12月31日に行われたSG、PG、G1、G2優勝選手

・前年の1月1日~12月31日に行われたG3以下のレースで優勝回数の多い選手

このようにG2レースの優勝者も参加資格を得ることができますが、基本的にA1級の選手が多くレベルの高い戦いが行われることになると思われます。

ボートレースクラシックの結果まとめ

過去のボートレースクラシックの結果をまとめてみました。

開催 開催競艇場 優勝者 着順 2連単払戻金 3連単払戻金
第54回 戸田 吉川 元浩 135 610円 3,120円
第53回 浜名湖 井口 佳典 246 4,910円 25,140円
第52回 児島 桐生 順平 152 1,360円 4,280円
第51回 平和島 坪井 康晴 143 680円 2,480円
第50回 尼崎 桐生 順平 132 690円 2,280円
第49回 尼崎 松井 繁 164 1,960円 7,390円
第48回 平和島 池田 浩二 124 440円 1,090円
第47回 戸田 馬袋 義則 124 1,310円 3,610円
第46回 戸田 中止      
第45回 平和島 山口 剛 214 1,260円 3,420円

過去9回のレース結果を見ると(第46回の中止は計算に含んでいません)

・1号艇の1着率:77.7%

・1号艇の2連対率:88.8%

実力者が集まるSGレースらしく、1号艇が強い結果となっています。
また、1号艇が負けている2戦はともに2号艇が勝っており過去の結果だけ見ると、インコースがかなり強い傾向があるレースと言えそうです。

競艇塾生競艇塾生
先生。第46回が中止となっていますが…?SGでは珍しいですよね?
競艇先生競艇先生
そうですね。ただ…第46回が行われる予定だった平成23年は東日本大震災が起こったタイミングでしたからね…。
競艇先生競艇先生
ただ、8月には中止になったボートレースクラシック代わりとなる東日本復興支援競走が行われました。
競艇塾生競艇塾生
復興支援の一環としてレースが行われたのですね。その時のレース結果はどうだったのでしょう?
競艇先生競艇先生
優勝は重野哲之選手ですね。1コースからの逃げが決まって見事に優勝を決めました。